自殺を考える
この前ある飲み会で「最近自殺した人がいてさぁ」といきなり重い話題を振ってきた人がいた。
どうやら「知り合いの知り合い(その人とは全くの他人)が自殺したらしい。それで最近『自殺』の事を考える周期」なのだそうだ。
「自殺した人(本人)は、どんな気持ちで死んでいったんだろう」とか「残された遺族の方はどんな気持ちなんだろう」などと考えているらしい。
で、ボクはその話しを聞いて、気になっていたことを聞いてみた。
「それで◯◯さんはどうしたいの?」
◯◯さん(以後Nさん)は「ううーん」と唸り、答えは出てこなかった。
Nさんの様子は、なにかに悩んでいるようだった。悩み解決の為には、「なにをしたいのか?」を知りたかったので、そういう風に聞いてみたんだが、Nさんは「何に悩んでいるのかも分からない状態」だった。
なるほど、これが「悩みのジャグリング」をしている状態か!!と、その時のNさんの様子を見て思った。
「悩みのジャグリング」とは、悩みや問題を感じた時に、頭の中でジャグリングをしている状態のことを言うらしい。要はお手玉みたいな物。3個が4個にも5個にも見えること。実際は、2つしかない悩みが「自分はたくさんの悩みを抱えてるんだ」と思い込んでしまうことを「悩みのジャグリング」と言う。
このジャグリングを止めるには、自分の悩みを紙に書き出すこと。(具体化する)実際、紙に書いて見ると、案外少なく感じるはずだ。
なので、ボクはNさんに具体的に聞いてみたというわけ。
でも実際は何に悩んでいるわけもなく「うーん」を考え込むだけでした。
これがあの岡田斗司夫さんが言っていた「呪い」の事なんだと思いました。
自殺の本質は「呪い」
この話しは、また後日。