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料理の模倣 思考の訓練 文鳥のモフ

今後の職選び

 ラジオ番組「宇野常広のANN0」(オールナイトニッポン・ゼロ)にて、リスナーからの悩み相談メールが届いていました。

 

  ーー現在、金融機関のコールセンターで働く35歳。ATMが故障した時に対応したり、問い合わせに対応したりする仕事をしています。4年間勤務しているが、退職を考えている。自分の仕事に自信が持てないからです。どうすればいいのか?

 宇野:具体的なアイデアを2、3個考えて試してみる。具体的に「こう対応したら上手くいくんじゃないか」というチャート等を作り、半年くらい期間を決めて、スキルアップしたと思ったら続ければいいし、無理だと思ったら辞めればいい。

 

 しかし、そう答えた宇野さんは「一件具体的だけど、根本的解決になっていない」と思い、今回この問題に最も答えるのに相応しい人物を呼び寄せた。

 そして尾原和啓(おばらかずひろ)という謎の人物が登場した。マッキンゼーリクルート、ドコモ、グーグルなど、いろんな会社を渡り歩き、現在は楽天執行役員をやっている方。なんと転職歴10回!「転職を利用して自分の新たな才能を発見する」と言った驚きの発想を持った方が登場しました。

この問題に関して、尾原さんはどう考えるか?

 

尾原:そもそも、日本からコールセンターという仕事が無くなっちゃうかもしれない。なので、世の中の変化に漠然とした不安を感じているのではないか。

 ATMは故障しなくなるという事もありうる。レガシーのシステムは要メンテナンスが前提条件だったが、いまのコンピューターは「クラウド」と言って、たくさんの機器が動いているから、一台倒れたとしても別のが動く。

 つまりテクノロジーが発達すると、ほとんどの仕事が無くなっていくので、スキルの習得なんて考えても本質的な解決にはならない。

 

 これは「暮らしが便利になるにつれて、世の中の仕事が無くなっていく」という話と同じですね。ボク等は便利なものを優先して使っていく。そうすると、不便なものが売れなくなっていく。よく言われているのは、本屋ですよね。ボク等は便利なのでamazonを利用する。その分、街の本屋の売れ行きが減る=本屋が潰れる。

 コールセンターも、賃金が安い海外なんかに移転したら、日本にコールセンターという仕事が無くなっていく。そうなるとコールセンターのスキルなんて必要なくなる。

 ぶっちゃけボクの仕事にも言える事なんですよねw

 今後、この仕事がどうゆう状態で残るのか?20年、30年というスパンで見た時に、どうなっているのか?考える、いや敏感に感じることが必要になりそうだ。