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料理の模倣 思考の訓練 文鳥のモフ

宝くじ

 ボクは宝くじを買ったことがありません。毎年、年末ジャンボとか季節ごとにありますが、ボクは基本スルーです。スルーというか「盛り上がってんなー」と別世界で眺めている気分です。

 なぜ買わないのか?は、買う習慣がないのか宝くじに魅力を感じないのか。恐らく「買わない」の動力源は後者でしょうね。しないことの動力源ってなんかおかしいですけどw

 逆に買う人の動力源は「たくさんのお金が手に入るかもしれない」という幻想的妄想なんでしょうね。幻が動力源って変な話ですけどw

 結局は宝くじの売上って国にまるまる入るから、普段、税金やらを払ってるのに合わせて、宝くじを買うことで国にお金を支払っていることに、なっているということにバカバカしさを感じてしまう。そう考えると「買わなきゃ当たらない」と考えてる人は、国にとっていいお客さんでしかない。

 ボク等は宝くじを買うことで「夢を買っている」と勘違いしがちだが、実は違う。夢を買っているんじゃなくて「むなしさを買っている」んだと思う。

 例えば1億当たるとする。それをどう使うかは人それぞれだけど、大概は一瞬で無くなっちゃう。どのくらいで使い切るのかは分からないけど、使っているときは気分がいい。だって自分の欲望のままに、ストレスを貯めることなく欲しい物が買えるから。しかし数ヶ月後、1億あった預金帳は底をつく。その瞬間、むなしさと共に現実が襲ってくる。いわゆるお金が自由に使えるときは夢の中にいて、その後現実に戻る。夢から現実。ディズニーランドから帰るときの「明日から仕事かー」の現実感とはわけが違う。

 ここまでの流れを考慮して、宝くじを買うことは「ボク等はむなしさを買っている」んだと思ったのでした。もちろんボクはもっとかしこい使い方をしますけどね。1億を預金帳に入れて1年待つ。だいたい1億の利息は一年で100万。年収+100万と考えてお金を使うのもいいし、100万÷12ヶ月=8万3千円←これを月のおこずかいとして使うのも良いし。まぁ。その前に買いませんけどw