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【本の紹介】のうだま

 「のうだま」  上大岡トメ&池谷裕二

 

のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密

 

 

 この本は、三日坊主でなんでもすぐに辞めてしまう、続かないとお悩みの方に向けた本です。

 

目次

第1章「からくり編1」

①人間はあきっぽくできている!

②「やる気」は迎えにいくものです。

③続けるコツは、納をだまして青い玉を動かすこと!!

 この章では、三日坊主は「脳」が生きていく為にさせていたことであると紹介している。

「順化=マンネリ化」 脳は一度見たものを順化して「当たり前のもの」とする。

このマンネリは2つに分かれる。

楽しい ⇒ 楽しいがマンネリ化 ⇒ 飽きる ⇒ やめる

めんどくさい ⇒ めんどくさいがマンネリ化 ⇒ 慣れる ⇒ 習慣化

 楽しいというのは「スポーツ」とかです。めんどくさいの例は「歯磨き」などです。

 そして後半は「淡蒼球」の話しになります。

淡蒼球・・・やる気になっている時に活性化する。しかし、自分の意思では動かせない。これを動かす為の起動スイッチが4つある。

 脳をダマして、淡蒼球を動かす為の4つのポイントとは?

1:カラダを動かす

2:いつもと違うことをする

3:ごほうびを与える

4:なりきる

 

第2章「からくり編2」

 この章では、前回の章で出てきた「淡蒼球」を動かす4つのスイッチの説明です。

スイッチ1:BODY

とりあえず身体を動かす。次第に脳は、その作業に合わせた活性化モードに入る=作業興奮

スイッチ2:Experience

いつもと違うことをして、目線が変わったことで、海馬が動き、淡蒼球も連動する

スイッチ3:Reward

「気持ちいいご褒美」はまたしたくなります。

スイッチ4:Ideomotor

なりきることによって入るスイッチが「前頭葉」にある

 

第3章「やってみよう」

 それでは実際に行動に移してみよう!!

01:最初の目標は小さくする

02:腹八分目でやめる

03:ごほうびを用意する

04:同じ時間にやる

05:カタチから入る

06:図々しい妄想をする

07:友達を巻き込む

08:褒めてくれる人を、用意する

09:続かなくて当たり前と思う

10:身銭を切る

11:今、やっている習慣にドッキング

12:人前でやってみる

13:気が乗らなくても、とにかくその場に行く

14:移動中にやる

15:誰かを喜ばす為にやる

16:はじめのキモチを思い出す

 

参考文献

あおだまのうた

解説(池谷裕二)

あとがき(上大岡トメ

おまけ