chiji's world peace radio

料理の模倣 思考の訓練 文鳥のモフ

カレーは不安定

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 今日はカレーにヨーグルトをかけてみました。あっさりしていておいしかったです。辛みを抑えてくれるので、子供にヨーグルトをかけてあげてもいいとおもいます。

 カレーってなんでも合いますよね。最近は隠し味として、板チョコまるまる一枚を入れるのがマイブームになっているので、今日のカレーもほんわりチョコの香りがしていい感じです。もう隠し味ではないですねw

 トッピングとして目玉焼き、納豆、らっきょう、コロッケなどいろいろあります。どれもおいしいです。

 目玉焼きは、黄身の部分をつぶして白米とカレーと黄身の融合を楽しむのがおもしろいんですよ。ハンバーグを食べるときも、必ず目玉焼きを乗せるんですが、ボクは目玉焼きの黄身をつぶしてハンバーグのソースと白米と黄身の出会いのプレリュードを楽しみます。黄身のまろやかさが、ハンバーグソースのからみをいい具合に調和してくれて、そしてさらにごはんをふくむ事でまとまった感じがして安心する。

 音楽では「安定した音」「不安定な音」とありますが、食でも「安定」「不安定」みたいな、微かに感じる事ではありますが、あると思います。例えば、黄身とハンバーグソースを食べると、ご飯が欲しくなる。それは「黄身とハンバーグ」は「不安定」で、「ご飯」は「安定」と捉えるとおもしろいです。

 カレーは、カレーの部分が「不安定」で、ご飯が「安定」です。カレーだけって食べれないですよね。それはご飯という安定感を持った、母親的な存在が必要だと感じるのです。逆にご飯だけ食べるのも、安定しすぎていて落ち着かない・・。そこに不安定さを求めてしまう。まぁ、人生もそうですよね。安定ばかりを選んでいる人生はつまんない。安定と不安定というのは、実は相性がいいんじゃないでしょうか。

 まぁ、卵ってそういう楽しみ方が出来るのが魅力っていう話です。チキンラーメンに卵を乗せたときの、いつ潰すのか?というわくわく感。もうボクはある料理に目玉焼きが乗ってるだけで「黄身はいつ潰すのか?」と問われている気がして緊張してきます。

 ボクは最初に潰してしまいます・・・。