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料理の模倣 思考の訓練 文鳥のモフ

TTPについて

 今日は「TTP」について考えたいと思います。

 「TTP」というのは皆さんご存知「徹底的にパクる」の略です。この言葉はどなたかが使っていたのですが、気に入ったのでボクもTTPをTTPしたいと思います。

 TTPは、何かをパクる(模倣する)ことで、その特性を知り、パクることで技術がアップするという極めて単純かつ高度な遊びです。

 これはどんな事にでも使えますが、今回は料理に例えて使っていきたいと思います。料理をTTPするにはどうすればいいか?どこどこの味をTTPしたい時はどうすればいいのか。それは、ある程度の知識と経験がないと難しいんじゃないかと思うのです。

 例えばボクはこの前、鶏肉とナスのトマト煮を作りました。そして初めて「オレガノ」という香辛料を使ったのです。”オレガノはトマトと相性がいい”というのを聞き、トマト煮を作る際、オレガノを入れました。

 とても複雑な香り。そして今まで味わったことのない味。「オレガノを入れるとこんな風味になるんだぁ」というのが分かりました。◯と△を組み合わせると、どんな香りが出てどんな味になる?というのを体験しておかないと、一人前のTTP職人にはなれません。

 だってトマト料理にオレガノが入っていても、その風味を知らなければ気付きにくい。

 あと「常套手段」も知っておいた方がいいかもしれません。和・洋・中それぞれに、得意な調味料達がいるはずです。それを知った上でTTPに踏み込む。

 今までの話は、これをするとTTP成功率があがるという話です。もちろんそんな知識や経験がなくてもTTPは楽しめます。

 まずは「どんな材料が入ってるのかなぁ」とバンズを覗き込むだけでも、ハンバーガーの中を探索している気分になって楽しいですよ♪

 さぁ、みんなも楽しいTTP生活にレッツ・トライ!!!